マインドフルネスに取り組んでみた。

これはフランス留学中から気づいてたことなんですが、私、メンタルがめちゃめちゃ弱い。弱いくせに変なプライドがあるから理想の自分像が今のダメな自分を攻撃しまくる、そしていつも精神不安定、みたいな状態に陥ることがすごく多いんですね。

もうね、二十代前半は毎日のように泣いてました。フランス現地人しかいないビジネススクールで勉強で常に言語的ハンディキャップを感じる日々、初めてのパリでのインターン先のレベルか高すぎて自己卑下の日々、パリでの転職先では他社員に溶け込めなくて悩む日々、日本での最初の転職先ではパワハラモラハラで悩む日々‥その後日本で転職してやっと泣き続ける日々は終わりをつげるのですが。それでも今度はクライアントのわがままに怒る日々が始まります‥ 家に帰っても泣くか落ち込んでるかしかしない私に夫も疲弊‥ 一回泣きすぎて過呼吸で体動かなくなった時はさすがにやばいと思ったよね。

‥てな具合に、私はもうメンタルが弱い。そして根暗で真面目すぎる性格が相まって一回ネガティブに入ると抜け出せなくなるんですねー、、これを世間は鬱の手前と呼ぶのか。

で、29歳くらいでやっと、「これは私の内面を変えにゃどうにもナランデ‥」と思い始めたんですね(遅い)。

なんでだったかなぁー‥きっかけはよく覚えてないゎですが、とにかく毎日イライラしてたんですね。毎日仕事で怒りを溜め込んでた。で、私、思ったことそのままググる癖があるんてすが、そこで「怒りは細胞を燃やす。怒っているあなたは自分自身を火炙りにしているのです」と書いてあって、「あ、アカン。自分燃え尽きてしまう」と思ったのがきっかけだったかな?で、解決方を模索しはじめたのでした。

ヨガとかさ、やったのよ。確かにこれは少しは効きました。体動かすのは気持ちいいし。でも時間がかかる&朝早く起きてやるのが億劫であんまり続かなかった。。

で、マインドフルネスにいきつくと。ユーチューブで偶然みつけたティック・ナット・ハン氏の落ち着きと喜びに満ちた佇まいを見て、その人の書いた「怒り」っていう本を読んでみた。

もうね、読んでる途中何回も泣いてしまった。なんで涙がでるのかわからなかったけど、読んでくうちに「あぁ、こんなに苦しいのは誰のせいでもないんだな、自分の頭の中でしかこの苦しみは起こってないのに勝手に自分で苦しむ方を選んでたんだな」と思ったのは覚えてる。

それから少しずつ、自分の感じかたを意識するようになってきてる気はします。いまでもめちゃめちゃ落ち込むし、不安になるし、怒るし、不安定。だけど、そんなときに少しだけれど、考え方を変えるとか、深呼吸してみるとか、不安を集中して自分から切り離してみるとかいう少しのアクションができるようになってきたかなと。。まぁでもそれでも毎日ツライとか思ってしまう瞬間おおすぎるんですが。

マインドフルネスをはじめて一番変わったのは、夫との関係を良好に保つ、且つ夫が私といて幸せだと感じれるようにするためには、何よりもまず私自身が幸せになることだということ。それまでは、私自身の幸せを基準にしてなかった。将来への投資になるかどうか、とか他人に話してカッコいいかどうか、とか、苦労してるほうが偉い、偉い私を認めてもらえるかどうか、みたいな基準で行動してた。けどそれをやってく中で私はいつでも不安だったし不安定だった。

国を行き来していくうちに友達ともほとんど縁が切れ(本来人間関係保持のための努力苦手な私‥)、気軽に愚痴ったりできる友達や仲間もいなかった。家族に悩みを打ち明ける習慣もなかったので、はけ口が夫に集中してしまう構図だった。

結果、私が幸せそうじゃないから夫はできるかぎりのことをしてくれたけど、私が幸せにならない限り、彼もまた救われないのだ、ということにやっっっと気づけたアラサー女子。自分大事にするって、自己中でもなんでもない、めちゃめちゃ大事なことなんでは‥!?とはじめて気づいた。

フランスと日本での仕事を通してで自分のメンタルに向き合うきっかけをつかんだ矢先のベルギー移住。海外移住でさらにマインドフルネス意識して鍛える必要性を感じて、未熟ですが日々修行しております。。

いつか、フランスの南部にあるというティック・ナット・ハン氏の瞑想センター、プライムヴィレッジにいってみたいなぁ。

メンタルモヤシがベルギー移住した結果

メンタルもやしレベルの30女性が国際結婚でベルギー人と結婚。日本での仕事をやめ、夫の故郷ベルギーに海外移住。新生活スタートや転職活動のなかで、メンタル弱すぎてもがき苦しむ毎日。。そしてマインドフルネスに目覚める。

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