私は、落ち込んだ時、音楽を聞きます。
特に海外移住となると、孤独になることが多い。そんなとき、ふと日本の歌を聞き返すとフッと心が軽くなることがあるんです。私だけ‥?
やっぱり歌詞に自分を重ねて奮い立たせられるから、音楽ってすごいと思うんですよ。
普段好きな音楽と、落ち込んだ時に聞きたい音楽はまた違って。
落ち込んだ時に聞くのは、やっぱり日本語の歌詞がいいなぁ私は。
最近励まされている音楽は、10feetが多いです。「Vibes by vives」「RIVER」と「2%」。どれももう十数年前とかの曲たちですが、若いとき聴いてた音楽が大人になってから違う滲み方をする、そんなかんじで聞いてます。
とくに滲みる歌詞、引用。
「帰り道の風景 遠ざかる本心と 叶えば失う交換条件の夢」by.Vibes by vibes
- これは多分バンドマンの彼ならではの気持ちなんだろうけども、妙に自分に重ねてしまう歌詞です。勝手な解釈ですが、安定した生活を送りたいとか、つらさから逃げたい本心、でも夢を叶えたければそれらを全部捨てなきゃいけない、不安定の中で逃げずに戦わなくちゃいけない、という2つの側面でもがく心情が私にはイメージされます。それって多分今の私そのものなのであって。だから歌の解釈もそうなってんだろうけども。
「苦笑いが時に強さったい 辛い時笑う優しさったい ふとか感情かいまみるったい やれるだけはやったっちゃろう? ようやったお前は強いわい もう我慢せんでも許されるわい 笑いながら泣いたらええわい たまには顔だすんやで」by.2%
- 何なんこの包容力!!頑張って報われず落ち込んでる心に最高のハグを与えてくれる歌詞です。日本人だからこそ作れる歌詞なんじゃないかと勝手に思ってます。だからこそ日本人の私にこんなに響くわけで。
「It's just a waste of time if you can't do anymore. Do your best and lay back and leave the rest to God 意味と原因と偶然が個々に寄り添い一つになる」by.RIVER
−最初に日本語がいいって書いた割に英語やんけ私!笑 でもこの「やるだけやったんならあとは運任せ」でもやるだけやらないと「原因」がなくなるから「寄り添い一つになる」ことはできない。でも今からおこることは「偶然」もあわさるのだから神しかわからない、そんな解釈。とりあえず落ち込んでるけど、やれるだけやったらあとは神任せにしよう、と気負いを軽くしてくれる歌詞。
タクマさんの人間性がすごい出てて、この人めたてゃめちゃ自分でも悩んで苦しんででも前向きに生きようとひたすらもがいてるんだろうなぁ、そして人の痛みに対してすごく敏感なんだろなぁ、人の痛みも自分の痛みとしてかんじてしまうような人だからこそ、こういう歌がうたえるんだろうなぁ、と、勝手に人間性を想像して心を寄せている今日このごろ。
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